ほんとは今日も休みで、午後から予約のお客さんが入っていたので、それだけやるつもりだったのが、電話したら、特別入れてもらえたのだ。「何も無いけど、カキの炊き込みご飯はあるから」とのことだったが、どうしてどうして、いつにも増してすごい料理が、続々出てきた。午後からのお客さんの分を、ちょっと流用してくれたみたいだな。
その肝心の、カキの炊き込みご飯の写真は、残念ながら撮り忘れてしまったのだが、写真は上から、カキのぬた、マグロのヅケ、ハマグリの酒蒸し、親ガニの炭火焼、カキのポン酢和え、カキのすまし汁。カキはカキ屋で買ってきたものだそうだが、スーパーなんかで売ってるカキは、水に入れてあって、そうするとカキはその水を飲んで、それこそ水膨れしてしまって、あまりおいしくないのだそうだ。今日のカキはそんなんじゃなく、水を入れていないやつだそうで、身が締まって、プリプリして、強烈な旨みがあって、いやいやいや、死ぬかと思った、ほんとに。
親ガニも、小さいやつだが、甲羅の中には、味噌と内子がみっちり詰まって、焼いたカニってのも、うまいもんだな。カニなど東京では、贅沢品以外の何物でもなく、あまり食べる機会がなかったのだが、こちらに来て、少しずつ食べるようになっているのだ。
今日はこのブログを見て恵美を知って、やはり朝ビールをしたいというので、来てくれた人がいて、一緒に色んな話しをして、楽しかった。いやしかし実際、恵美貸し切り状態で、おばちゃん、僕たちのためだけに、色々作ってくれるのだから、こんなに贅沢なことはないな。お勘定はそれで、2,250円。おばちゃん、計算間違いしてるのじゃないかと、いつも心配になるな。
お食事処 恵美