2009-11-19

晩めし すずきアラの水炊き

今日はマダムジョイで、すずきのアラを買って、水炊きにした。あとカキ。カキはパックではなく、量り売りで出ていて、旬はまだこれからということで、おまけ程度にちょっぴりにしようと思い、おいちゃんに100グラムくれといったら、130グラム入れてきて、それがけっこうな量だった。もうちょっと少なくても良かったんだけどな。上の写真はその半量、最後に入れて、ひと煮したらまずカキだけ、固くならないうちに全部食べてしまう。ぷっくり煮えたカキにポン酢、悪くないな。考えてみたらうちの実家は、鍋は水炊きで、カキもポン酢で食べていたのだった。今日思い出した。

しかしアラっていうのは、鍋には最高なんじゃないのか。骨付きだから、だしもよく出るし。またすずきというのが、淡白な魚なので、前に塩焼きにしたときは、イマイチ味が足りないと思ったが、水炊きには言うことないな。昆布だしで、まず熱湯に通したアラだけ、アクを取りながら煮るのだが、この水に魚や肉のうまみが溶け出していくひと時が、僕はなんとも言えず、好きなのだ。で10分くらい煮て、アクがあまり出なくなったら、酒と塩で薄く味をつけて、野菜を煮て出来上がり。青菜は今日も、水菜を使ってみた。水菜、うまいな、と今日も洒落てみたくなるくらい、鍋には合うな。春菊より、僕は好きだな。

酒は今日も、白牡丹。甘口の日本酒ってのも、いいもんだな。この白牡丹は甘いが、飲み口はすっきりしている。