2009-10-08

昼めし 南観音「紺のれん」

昨日に続けて、ラーメン屋の新規開拓と洒落込んでみたのだが、まずくはないが、何ら心に触れてくるものがなかった、という感じ。いきなり結論だが。

食べたのは、「ねぎ豚ラーメン」、780円に、50円増しで小ライスとおかずが付くというセット。醤油味で、ぷりぷりの縮れ麺、写真ではスープに沈んでしまって見えないが、角煮が3枚載っている。スープはあっさりしていて、それとこってりした角煮とのコントラストを狙ったのだろうな。白めしとの相性も良い。

そこそこおいしいのだが、この店、フランチャイズのチェーン店で、本部は全国に5ブランドのラーメン店を、かなりの数出店していて、チェーン店というのはそういうものなのだろうな、どうしたらお客に受けるか、ということだけを考え、そのために細かく頭をしぼっているという感じだけが伝わってきて、このラーメンを作って、お客に出す、ということについての、動機とか、喜びとか、みたいなものが感じられないのだ。人の顔が見えないのだな。人の作ったものを食べるというのは、一種のコミュニケーションなわけだから、そういうものがないと、やはりつまらないよな。

本格仕立てらーめん処 紺のれん 空港通り店 (ラーメン / 舟入南町)
★★★☆☆ 3.0