今日の昼めしは、草津港の「恵美」。ちょっとハマりつつあるのかも。以前は行く前に、ラーメンがあるかとか、電話して確認したのだが、もう今日はそんなことしなかった。この店は、何を食べてもうまいから。
で、予想通り、て別に予想はしなかったが、1時15分頃に着いたら、ラーメンは売り切れ。こないだは1時ごろやっと出来たんだがな、ラーメン。まあそれで、「そばと寿司のセット」を頼んだら、うどんが出てきた。笑えるな。でも気にしない。おばちゃんが出してくれたものなら、何でもいいのだ。麺は普通だが、だしの香りが匂い立つ汁、なかなかだな。僕はここに来ると、いつも何かしら感心することがある。
寿司。上のうどんとセットで700円なわけだが、信じられない。前列左から、いか、ほたて、さんま、うに、後列、まぐろ、みる貝だったっけな、それにまたいか。いやこれがどれも、巨大なネタで、またこれが強烈にうまい。特にさんまは死んだ。これもしかして、外れた時間で、ラーメンもなかったから、サービスしていいネタを出してくれたのかな、うん、そうとしか思えない。
ちなみにおばちゃん、お母さんが昔食堂をやっていたのだそうで、娘時代は嫌々ながら手伝わされて、それで仕事を一通り、覚えたらしい。いやここのおばちゃん、一人ですべてを捌くのだが、特に急ぐ様子もなく、淡々とリズミカルに、仕事をこなしていくんだよな。でけっこう、お客さんに話しかけたりしていて、顔もすぐ覚えてくれるし、大したものなのだ。
ラーメンはそのお母さんが、つてを辿って駅前の台湾料理屋に教えてもらいに行ったりして、ずいぶんと試行錯誤を重ね、長い時間かかって、スープのレシピを確立したのだそうだ。でおばちゃんは基本はその通りやっていて、昆布を入れるところまではお母さん時代からのものなのだが、さらにそれに加えて鰹節を、おばちゃんが入れるようにしたとのことだ。
御食事処 恵美 (定食・食堂 / 商工センター入口、新井口、井口)
★★★★★ 5.0