2009-08-09

つまみ 麻婆ナス、青菜炒め


マダムジョイではここしばらく、「広島産 大長ナス」、というものが、入り口正面にいつもどかんと置いてあるのだ。


長さ30センチを超えるナス、これは広島特産なのか、僕は今まで見たことなかったのだが、さすがにでかすぎると思って、今まで敬遠していたのだ。でもこう毎日正面に並んでいると、ここまで買えと言われて買わないと、あとで後悔する気がして、今日一本だけ買って、麻婆ナスを作ることにしたのだ。

ひき肉は、中華には豚でしょう、とは思ったが、合いびき肉が見切り品で半額で出ていたので、それを使うことにした。

ナスは乱切りにして、本とかにはよく素揚げすると書いてあるが、そこまでするのは面倒なので、多めの油で普通に炒めた。それを一度皿に出して、今度はゴマ油に、みじん切りのニンニクとショウガ、豆板醤をたっぷり入れ、弱火で炒め、香りが出たら、火を強めてひき肉投入。よくよく炒めて、醤油大さじ3、酒大さじ3、砂糖大さじ1/2を入れ、さらに炒めて、水カップ1を投入。煮立ったら皿に出してあったナスを入れ、味を見て塩を加え、しばらくぐつぐつ煮たら、水溶き片栗粉を入れ、よく火を通して出来上がり。


片栗を多めに使ったら、皿にこんもり盛り上がって、上に青ねぎをのせたら、なんとなくお好み焼きみたいになった。ナスはまあ、切ってしまえば普通のナス、普通にうまい。

でもひき肉は、やっぱり豚が良かったな。ハンバーグみたいな味になって、まずくはないが、中華とはちょっと違ったかも。


それから青菜炒め。ほんとはほうれん草が良かったが、今300円くらいするのだ。さすがに買う気にならなくて、半額で買える小松菜にした。味出しにウィンナー。

サラダ油にみじん切りのニンニクを入れ、弱火で熱して香りが出たら、火を強めてウィンナー、そしてざくざく切った小松菜投入。よく炒めて油が回ったら、水1/4カップほどを入れ、塩一つまみを入れ、小松菜はなかなか火が通らないからな、やわらかくなるまでよくよく炒めて出来上がり。

でもちょっと今回は、塩を入れすぎた。味見しちゃったんだよな、そしたら塩気が足りない気がして、もう一つまみ、入れてしまったのだが、小松菜の茎一本くらい食べても、全体の味はわからなかったのだ。直感を信じるべきだったな。