2009-07-26

つまみ


昨日は宇品の花火、あの時間だけ奇跡的に雨がやんでいたのは良かったが、あとはもうやめてくれよと言うしかない、この長雨、死者まで出ているそうだし、そうでなくてもだいたい気が滅入る。晩めしもあまり気を入れて作る気にもならず、マダムジョイで刺身コーナー、いつもは鼻も引っ掛けないのだが、ずらり半額シールの大行列、日曜ってスーパーとしても数を計算するのが難しかったりするんだろうな、ハマチと鯛とサーモンの三点盛り、包丁を入れて何時間にもなる刺身が大した味がしないことは解り切っているが、480円が半額の240円ならいいかと思い買ってきた。

それからかんぱちのカマ。刺身だけじゃ何だから。二個で298円。ただ塩をふって焼くだけの居酒屋式だが、これは晴々とうまい。て言うか、僕は何でも、自分で手を下したものはうまいと思うという、オヤジによくある性格なのだ。これ直さないと、幸せな老後が送れないな。

あとこれにほうれん草のお浸しと冷奴と思ったのだが、ところがほうれん草が馬鹿みたいに高い。一把150円を切る時もあったのに、このところずっと198円、そして今日はとうとう、258円。季節が外れてしまったのかと思ったら、聞くとこの長雨の悪影響もあるらしい。全くやめてほしい。ところが小松菜、彼はここ何ヶ月、ずっと98円。今日も98円。アクが強くて人見知りなほうれん草に比べて、誰とでも無難に合わせられる小松菜なのに、やっぱり個性の弱さが値段の低さなんだな。ぼくもついいつも、小松菜よりもほうれん草を選んでしまう。しかし煮物系がほしい今日は小松菜、油揚げと一緒に煮浸し。

冷奴は、このところ何度か絹ごし豆腐を買っていたのだが、やっぱり木綿ごしがいいな。だいたい絹ごしは箸でつまみ難いし。木綿ごしは味も気取らないのがいい。