2009-06-29

つまみ 鯛のあらの煮付け

今日も当然マダムジョイ、とマダムジョイにはとうとう、「当然」という冠が付いてしまったわけだが、実は今日は、昨日の肉じゃがに続いて、魚じゃないものを食べようと思って、まあいちおう、鮮魚売り場をチェックしたわけだ。そしたらなんと、ってそんな大したことじゃないが、鯛のあらの、カマの部分、ある意味一番おいしいとも言える場所、のみを集めた、もうこれはどう考えても僕を狙い撃ちしたとしか思えないパックが一つだけあって、380円と多少高かったが、ついふらふらと買ってしまったのだ。やられたよ、マダムジョイ。それをあっさり目に煮付けてみたのだが、これはもちろん、うまいことは言うまでもない。

マダムジョイ、僕の日記とか読んでる人は、あらが安いだけの店かと思うかもしれないが、そうではないのだ、僕が確かに言えるのは、魚についてだけなのだが、本格的、なのだな。

僕がいつも行く6時過ぎには、もうこのコーナーは閉まっているのだが、早い時間はこのように、その日仕入れてめちゃくちゃ生きが良かったりするのだろう、丸々一匹の魚が、普通の魚屋みたいに、氷の上にゴロゴロ置かれている。これがまたみんな、どれも高くて、真ん中上方に見えるピンク色の天然物の本鯛、3,980円だった。昼間、魚料理に自信をお持ちのご婦人方が、買っていったりするのだろうな。それで、たぶんだが、ここでその日に売れなかったものが、切り身コーナーに回っていったりするのじゃないかと思うのだ。

ぶりとかハマチ、鯛なんかのあらが、いつも大量に出るのは、これも想像だが、刺身コーナーの刺身を、丸々一匹から下ろしているからじゃないかと思うのだ。逆に言うと、刺身が置いてあるのに、あらが出ないスーパーは、刺身用の魚をサクで買ってるんじゃないかと思うんだよな。あ、もちろん想像だが。と想像だがと言いながら、実際すでに決め付けているわけだが、ということでマダムジョイ、べつに宣伝するわけじゃないのだが、魚に関しては、大したものだと思うんだよな。それで、そのおこぼれを、僕みたいなのが預かって、あら食って喜んでいる、というわけなのだ。