2009-06-30

つまみ マグロの頬肉の煮付け

マダムジョイは時々、変わったものを出していて、前もマグロの目玉が売ってたのだが、今回はマグロの頬肉。頬の肉って、よく動くから、ほんとにうまいんだよな。100グラム98円だったので、早速飛びついて、たまたまおいちゃんがいなかったので、わざわざ呼んでもらって、そしたら塩コショウでソテーにしてもいいし、甘露煮みたいに甘辛く煮ても良いとのこと、初めての食材だし、初めはあまり味を付けずに、素材の味を確かめてみたい気もしたが、しかし同じものが次いつ出てくるかわからない、ここはどう考えても、煮付け行くでしょう、ということに相成ったというわけです。

この頃は、煮時間と水の量を計算できるようになってきて、ってすごい簡単、10分に付き水1カップなのだ、あまり煮過ぎてはいけないだろうから、20分で煮切るとして、水は2カップ。

でも大根は、それだと味が浸みるか不安なので、事前に下ゆでして、さらに魚を入れる前に、大根だけ、ちょっと煮汁で煮ることにした。

2カップの水に昆布を入れ、煮立てて砂糖をどさどさどさ、とけっこうたっぷり、それにみりんをじゃばじゃば入れて、まず下ゆでした大根、10分くらい、弱火でふたをして煮て、それから魚を投入。けっこうアクが出るので、15分くらいは落し蓋をせず、中火でアクを取りながら煮た。5分くらいして、料理酒と、とりあえず薄めの醤油を投入、さらにしばらくしたらもう一回醤油を入れて味を決め、って、このやり方は、ネットに出ていたのだ、最後の5分は落し蓋をして火を強め、煮汁がほとんどなくなるまで煮詰める。

出来上がり。

いやこれ、毎度の自画自賛で申し訳ないが、酒のつまみには最高だわ。もちろん基本はマグロの味なのだが、ちょっとレバーみたいな弾力があって、珍味。甘辛い味がよく合うのと、それから大根との相性もばっちり。

反省としては、昆布はやっぱり、煮立ったら取り出したほうがいいな、今回、魚の方は大丈夫だったが、大根に、昆布の臭みがちょっと入ってしまった。

あと煮汁をちょっとだけ残したのだが、これはほんとに煮切って、それこそ甘露煮にしたら、もっと良かったかも。

いやしかしマダムジョイ、こうやって時々、ボーナスみたいなのまでちゃんとくれるんだよな、たまらないな。