2009-04-14

つまみ ユッケジャン

スーパーで、オーストラリア産のカレー用角切り牛肉、100グラム98円、312グラム、305円。
安いよな。
でそれを買ってきて、作ったのはユッケジャン、韓国風牛肉の味噌煮込み。
それに余った大根の皮を、ごぼうとにんじんと合わせたきんぴら、そしてキムチ。
酒は、いつもの通り、ウィスキーの麦茶割り。

このところ韓国料理ばっかり作っているが、要は好きなのだ、韓国料理。
辛いのが好き、というわけでもなくて、あのB級感覚。
日本料理というと、どうも気取った感じになりやすく、値段も、高くても許してしまったりする。
でも韓国料理は、店の料理も、ほとんど全てオモニ、女性が作るから、家庭料理の延長なのだよな。
気取ることなく、実質重視、栄養満点、安い値段で、これでもか、とばかりの量が出てくる。
そういう感じが、たまらないのだ。

ユッケジャンは、韓国の食堂とかでよくある料理、こないだ下関で食べたら死ぬほどうまかったので、それから作るようになったのだ。
見よう見真似で、誰に作り方を聞いたわけでもなく、自分勝手に作っているので、もしかすると本当は全然違うのかも知れないが、その辺はご愛嬌。

角切りの牛肉を鍋に入れ、水を張って、蓋はせずに、中火にかける。
蓋をすると、アクが溶けてしまうので、良くないのだ。
沸騰すると驚くほど大量のアクが出てくるのだが、それを取り、にんにくを3カケくらい、どうせ煮ているうちに溶けてしまうので、そのまま入れて、ここで鍋に蓋をして、火をとろ火にして、煮込み開始。
最低1時間、でもほんとはもっとやったらいいのだろうけど、平日は無理だよな。
水がなくなったら足しながら、3時間とか4時間くらい煮てもいいんじゃないかと思う。

十分煮たら、大きめに切った大根を入れて30分、そして、コチュジャンと塩で味付けし、さらに30分。
韓国の煮物は、日本と違って煮詰めるものではないので、味を付けてからは余り煮過ぎないほうがいいんじゃないかと思う。
火を止めたら、時間が許す限り寝かせる。
ここで味が染みるんだな。

さて食べるときは、大鍋、っていっても、僕が使ってるのは1Lの片手鍋だが、から、一人用の土鍋に、一回で食べる分の量を移し、火にかけ沸騰したら斜め切りの長ネギ、しめじ、それにまあ、春菊とかを入れ、それに火が通れば完成。

煮込み料理って、時間はかかるけれど、手間はかからず、しかもうまい。
楽しいよな。