北西側に「関連棟」というのがあって、そこに食堂やら喫茶店やらが何軒か入っているのだ。
昨日目星をつけた食堂が、今日はやっていなかったので、近くを歩いて、けっこう人だかりがしている、中華そばが食べられる店、として選んだのがここ。
こういう所の中華そば、どんな味がするのか、食べてみたかったんだよな。
いかにも昔ながらの食堂、という感じで、基本は入り口を入ってすぐの所におかずが並べてあって、それを選んで、ご飯と味噌汁をつけて食べるようになっている。
その他、うどんやら中華そばやら、チャーハンやら、といった一品料理もある。
中華そばは500円、それにチャーハンをつけた、チャーハンセットが750円。
僕はそれにした。
中華そばは、かなり濃い目のしょうゆダレと、多めの化学調味料、これが味の基本で、だしはたぶん、豚骨ではなくて鶏がらだと思うのだが、しょうゆと化学調味料の味に隠れてしまって、何だかわからない。
麺は中細の、ちょっとモソモソしたまっすぐな麺、しょうゆで濃い目に味付けした、うすくて小さいもも肉のチャーシュー、細もやし、メンマ、それに青ねぎ。
いかにもこういう食堂で出てきそうな中華そばだな。
世の中にもっとうまい中華そばはいくらでもあるが、しかしこれはこれで、それなりのバランスが取れている感じで、まずくはなかった。
チャーハンは、チャーシューではなく、鮭の切り身を焼いて、それをほぐした、という感じのものが入っている。
鮭チャーハンなんだな。
これも取り立ててどうということはないのだが、悪くなかった。
市場は朝方がいちばん賑やかで、僕が行った午後1時過ぎというのは、もう終りかけの時間なのだろう、他の食堂は、もうシャッターを半分下ろしたような所も多かったのだが、この店だけは、次から次へと、お客さんが入ってきていた。
人気なのかな。
御食事処 だるま （定食・食堂 / 商工センター入口、新井口、草津南）
★★★☆☆ 3.0