名古屋では、飲み屋仲間の結婚パーティーがあって、行ってきた。
僕が名古屋にいる時に、毎日のように通った「フランス食堂アブサン(Brasserie d'Absinthe) 」で仲良くなった10人位の人たちがいて、この仲間の中からカップルが生まれ、結婚にまで至ったというわけなのだ。
皆この店に一人で来ていた常連さんなのだが、ほんとに気の置けない、楽しい人ばかりで、まあこのアブサンという店が、かなり個性が強いので、そこに惹かれる人というのは、たぶん性格的に共通項があるのだろうと思うのと、この店のオーナーやスタッフが、カウンターに座ったお客さん同士がいい形で仲良くなれるよう、うまく話を取り持ってくれたりして、気を遣ってくれるということもあるのだ。
僕が名古屋を離れてから、もう1年半になるわけだけど、ずっとやり取りが続いていて、仲間同士の集まりもあり、時々僕も行ったりして、今回のパーティーも、何を差し置いても行かなくちゃ、という感じにさせられる。
店の入り口のデコレーション。
趣味がいいとか悪いとかいうよりも、オーナーが思い描く一つの世界を、徹底的に追求している、という感じなんだよな。
インテリアから料理、スタッフの振る舞い、等々の全てに一貫したものがあり、それが心地いいのだ。
乾杯は、アブサン入りのシャンパン、「アブシャン」。
おいしい料理の数々。
ウィーンから帰国中の、プロのバイオリニストの友情出演による生演奏もあり。
オーナー自ら、アブサンによるキャンドルサービスを準備。
アブサンは度数が高いから、火がつくのだ。
アブサン。
何故か昔飲んだ風邪薬の、シロップの味がする。
デザートは、木苺のムース。
8時からスタートし、結局午前2時まで、羽目をはずして、飲んで騒いだ。