この所カレーが続いていたので、久々に醤油豚骨のラーメンが食べたくなり、ネットを検索。
sinさんのブログ にあった、ここに来ることに。
「麺カタ指定の大盛りが至福の一杯」だとのことだったので、どうしようかかなり迷ったのだが、とりあえず初めは、麺は普通でいくことにした。
中華そば大盛り、630円。
普通盛りは530円。
ねぎは50円増しで増量できるが、これは増量しない、普通の量。
すごいな。
スープは、わずかに臭みのある、ちょっとこってり加減の、コクのある豚骨だし。
でもあまり濃過ぎることなく、ちょうどいい感じだな。
醤油味も、それほど強くない。
ただ塩と化学調味料の味が、僕にはちょっと強過ぎたかな。
スープは最後まで飲めなかった。
いや飲まなくていいのだが。
麺は細くてまっすぐ。
それほど黄色くないが、ゴワゴワせず、つるっとしている。
ゆで加減はやわらか過ぎることなくちょうど良かったが、たしかにカタ麺はおいしそうかも。
チャーシューは、何ていう部位だろう、脂が全くない肉をやわらかく煮ている。
もやしは、よく広島ラーメンで使われるものより、かなり太めのが、けっこうたくさん入っている。
それに大量の青ねぎ。
広島って、こういう何でもない、普通といえば普通のラーメン屋のラーメンが、ほんとにおいしい。
やっぱり西日本は、だしの文化圏だからなんだろうな。
東京とか名古屋では、こういうことはないと思う。
この店は女将が一人で切り盛りしていたが、始めて29年、ご主人は開店前の仕込みのところだけ、手伝ってくれるのだそうだ。
朝10時に開店し、以前は午後2時半か3時頃には麺がなくなり、閉店していたが、この頃は不景気で、4時半位まで開けているとのこと。
メニューは、中華そばとチャーシュー麺と、おでん、おむすび。
こういう商売が、きちんと成り立つんだよな、広島では。
寿楽亭 (ラーメン / 十日市町、本川町、土橋)
★★★★☆ 4.0