仕事の現場で、仕事仲間に連れて行ってもらった店。
牛田の表通りからちょっと入った所にあり、住宅地型のお好み店だが、住宅地型としては珍しいのは、店主が男性。
奥さんらしき人、息子さんらしき人と3人で店を回している。
男性と女性では、お好み焼の焼き方は大きく違うよな。
男性はかちっ、かちっ、と、区切りをつけるように焼くことが多い。
それから麺やキャベツが、とにかくきちんと丸くなるようにする。
鉄板にこぼれ落ちたキャベツやもやしは、いちいち中にもどす。
女性はあまり、そういうことは気にしない。
しかし味は、男性でも女性でも、うまいところはうまいし、まずいところはまずい。
話が反れたが。
肉玉そば、600円。
このお好み焼、特徴が二つある。
一つは「和風」であること。
上にふりかけられているのが、青のりでなく普通の、黒い海苔であることが、それをよく表しているのだが、初めに鉄板に生地をのばし、そこにふりかけるものは、魚粉ではなく、昆布粉。
ソースも、甘みの少ないものを使っている。
それから麺、かなり細いものを使っている。
生麺をゆで、それを焼き付ける方式だが、繊細な食べ応えがする。
全体として男らしい、端正なお好み焼だな。
たかちゃん (お好み焼き / 牛田)
★★★☆☆ 3.0