高速道路のサービスエリアは、いつの頃からなのだろう、昔はもっと画一的だったような気がするが、サービスエリアごとに様々な工夫を凝らし、経営努力をするようになってきた。
民営化したんだっけな、道路公団。
よく分からん。
まあそんなことはどうでもいいのだが、広島インターから大阪方面に向かって数十キロ、ここ「小谷サービスエリア上り」には、広島を代表するレストラン、「アンデルセン」が入っていて、そこでカレーを食べましたという話。
メニューにはカツカレーもあり、前なら迷わずそちらを注文したと思うのだが、最近にわかにプチカレーマニアになった僕としては、やはりカレーの基本はビーフカレーだろうということで、そちらを注文。
値段、いくらだっけな。
900円弱、たしか。
インドでは牛は食べないわけだから、ビーフカレーというのは「欧風カレー」の代表、ということになるのだろうけど、なるほど、この味、たしかに王道って感じだな。
ビーフのだしと、けっこう大量に入っている、トロトロに煮込まれた牛肉のうまみが前面に出ていて、それで寄り切ってしまう、という感じ。
インド的なスパイスの風味は、ずいぶん後ろからちょこっと顔を出しているという感じで、上品というか、まさにローヤル。
またこの牛肉のうまみって、白いご飯と合うんだよな。
小谷サービスエリアには、アンデルセンとは別に「そば・うどんコーナー」みたいなのもあって、そちらでもカレーが食べられるが、600円くらいはしたと思う。
それに比べれば、このサラダも付いた900円のビーフカレー、圧倒的なコストパフォーマンス。
もちろんそんなものと比べなくても、このカレー、大したレベルと思いました。
アンデルセン 小谷サービスエリア店 (ANDERSEN) (パン / 白市)
★★★★☆ 4.0