店の向きが、微妙に目立たない方向なんだよな。
今日は仕事場がある高須からチャリンコで行ったのだけれど、距離は近いのだが、けっこうな丘の上にあるので、途中からはチャリンコを押し、息も絶え絶えになって到着した。
日替わりカレーは今日は、「チキンカツのCURRY」（なぜか黒板には、CURRYと英語表記）と、「ビーフ、きのこ、ポテトのCURRY」の2種類。
今日は、「チキンカツのCURRYの日替わり、ランチセット」を注文してみた。
サラダビーンやクルトンも入って、量もけっこうたっぷり、喫茶店のモーニングとかに付いている、申し訳程度のサラダとは、ちょっと違う。
ドレッシングは、ピエトロドレッシングとかと同じ様な、和風しょうゆ味だが、油がとてもおいしく、にわかサラダマニアの僕としては、何を使っているのか、大変気になるところだった。
チキンは揚げたて、カレーも、このポットを直接火にかけて、熱々にして湯気が立ったものが出てくる。
ルーは濃いこげ茶色で、とろみはほとんどなく、しゃばしゃばの状態。
量はかなりたっぷり入っている。
辛さは6段階から選べるようになっていて、僕は「中辛」を選んだが、スパイスが変にでしゃばり過ぎない、品のある辛さ。
それにけっこう強く、果物の風味がし、さらにちょっと焦げたような、香ばしい風味もする。
高級レストランとかで出てきそうな、かなりフォーマルなカレーだと思う。
高級レストランにカレーが出てくるのかどうか、知らないが。
だいたい高級レストランって、どこだ。
らっきょうは、ころころとした大きめ。
辛いカレーを食べた後、甘いココナッツプリンって合うな。
濃いココナッツの味がした。
店主はまだ40前位の若そうな感じで、給仕する女性は奥さんかな、いずれにしてもこの店、たぶんカレーの原点と、店主が考えるところのものを、丁寧に作り、それが最も引き立つような、トッピングやら、デザートやらをよくよく考え、真心、ってちょっと古い言葉だが、をこめて店をやっているのだと思う。
店主も、給仕の女性も、大変感じが良かったし、クリーム色とこげ茶色の店内の調度も、落ち着いた感じで良かった。
値段も、この内容なら、かなり安いと思う。
カレーハウス ヘンテ (CURRY HOUSE GENTE) （インドカレー / 草津、古江）
★★★★☆ 4.0