2009-01-13
汁なし担担麺 「きさく」 (再訪)
仕事関係の仲間約10人と連れ立って、久しぶりの「きさく」。
「汁なし担担麺」はこの頃ではけっこうなブームになり、広島市内にも新しい店が次々オープンしているようだが、きさくはその発祥となった店。
入り口を入ると店内は暗く、洞窟か炭鉱のような趣き。
このインテリアが担担麺とどう関係あるのか分からないが、というかその関係のなさ加減が、やけにパワーのある空間を生み出している。
多分前がバーとかそんな感じだったところに、居抜きでそのまま入っちゃったりとかしたんだろうな。
「汁なし担担麺温玉入り大盛り」に「ライス」と、心に固く決めて入り口を入ったのだが、時間がランチタイム終了間際だったためだろう、ライスがもう無くなったとのこと、仕方なく「大盛り」を「ダブル」に変更。
汁なし担担麺温玉入りタブル、680円。
これはよくよくかき混ぜて食べる。
「10回はかき混ぜろ」と、貼紙に書いてある。
ここの汁なし担担麺がブレークした理由は多分、これまでの日本の担担麺とは異なり、中国山椒がたっぷり使われていて、口がしびれるような辛さがあり、それが「本場中国では元々はこういうものだったらしいよ」という本物感とか、さらに「麻婆豆腐の『麻』の字は、この山椒のしびれる辛さのことを指すんだって」みたいな豆知識なんかと結びついていった所にあるのだと思う。
あと汁のない、辛い麺って、広島の人、元々好きだしね。
もちろんただ辛いだけでなく、肉味噌の旨味と青ねぎの香味も、バランスよく効いている。
なかなかおいしいのだが、今日は「ダブル」にしたのに、辛さをそのままにしたのが失敗だった。
麺が倍量になると、自然、辛味調味料も倍量になるのだろう。
そうすると食べ始めは良いのだが、辛味の総量が多いものだから、後半けっこうきつくなる。
次はダブルにしたら、「辛さ半分」にしよう。
でもそれより、やっぱり最後は、どんぶりの底に残ったタレに、ライスを絡めて食べたいな。
食べログ「きさく」:
http://r.tabelog.com/hiroshima/A3401/A340101/34000159/