知人のライブを見に、岩国へ行ったのだ。
しかしまずは、腹ごしらえ。
岩国といえば、岩国駅前、
「寿栄広食堂」。
「駅前の食堂はまずい」と、相場は決まっているが、この店はちがう。
前に一度行ったのだが、広島ラーメンの流れを汲みながらも、独自の工夫を凝らした、なかなかすごいラーメンを出すのだ。
注文したのは、
「中華そば」550円と、
ライス180円。
ほんとはギョウザか何かを頼みたかったのだが、ここはメニューが、
ラーメンとうどん、それにご飯、おにぎり系だけ。
「うどん」ってどういうものなんだか、ちょっと興味あるな。
さてここのラーメン、背脂が入っているのだが、全く脂っこくない。
むしろあっさりした食べごたえだ。
スープはしょう油味、豚骨ベースだと思うのだが、豚骨の臭みが全くなく、というより、豚骨の存在感すらないような感じで、魚介系の風味もするような気がするが、そうでないような感じもし、ひとことで言うと、何だか分からない、「うまさ」だけが凝縮されたような、そんな不思議な味なのだ。
ひとことで言っていないが。
今Web を見たら、
「豚骨、鶏がらを主体に昆布、玉ねぎ、ネギ、ニンニクその他を10時間かけて寸胴で煮る」のだそうだ。
ああ、この昆布が、魚介の風味と思ったところなんだな。
とにかく良くできた、バランスの良いスープで、しかもご飯にとても合う。
麺は中細のまっすぐ、チャーシューにもやしに、青ねぎ。
ペロッと平らげ、スープも飲み干し、腹ごしらえは万全。
いざ出陣だ。
戦じゃないよ。
食べログ「寿栄広食堂」
http://r.tabelog.com/yamaguchi/A3506/A350601/35000016/
