境港に「水木しげるロード」というものがあり、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる妖怪の銅像が並んでいることは全国的に有名だと思うが、今回実際に行ってみて想像した以上に笑えた。
一見すると地方都市のさびれた商店街なのだが、とにかく全面的にゲゲゲの鬼太郎。
目玉おやじまんじゅう、
ようかい村、まあ要はみやげ物屋、
妖怪饅頭、
妖怪食品研究所、要はこれも目玉のまんじゅう、
みやげ物屋、
ラーメン屋も鬼太郎、
美容院も鬼太郎、
古いお菓子屋も、
なぜか石油店も鬼太郎。
3分間写真や、
そして公園の街灯まで、とにかく全て、ゲゲゲの鬼太郎なのだ。
妖怪の銅像もだいたい5メートルおき位に総計100個は超えるだろうか。
鬼太郎、
目玉のおやじ、
鬼太郎と目玉のおやじ、
ねずみ男、
ねこ娘、
こなきじじい。
ちなみに、
ぬらりひょん、
ぬらりひょん、
ぬらりひょん。
水木しげる記念館や、
妖怪神社なんてのもある。
みやげ物も多数。
僕は思わず、
目玉のおやじのキュージョンを買ってしまった。
530円。
銅像を作ったり何だり、けっこうなお金もかかるだろうに、商店街の人たちを引っ張ってここまで徹底するとは、仕掛け人の力量も誰かは知らないがかなりのものだろう。
でもやはりそれだけでなく、水木しげるの妖怪の世界が、それだけの内容を持っているということなのだとも思う。
ぜひまた行ってみたい。