2008-11-24

津山 ラーメン 「麺屋 大輔」


今日は出張の最終目的地、津山だったので、仕事の前にラーメンを食べることにした。
Webを調べると津山のいちばんの人気店がここのようだったので、来てみた訳だ。
津山市のだいぶ北の外れにある。
でも11時半開店で、僕は開店すぐに入ったのだが、12時前にはもう満員になっていた。
これから行列ができるのだろう。

メニューは「とんこつ」と「しお」、それにご飯もの。
それぞれトッピングによって何種類かある。
でもチャーハンとギョーザはないそうだ。
初回なので、メニューのいちばん右端に書いてあり、さらに「店主おすすめ」とあるとんこつの「特製」を注文。


とんこつ特製ラーメン950円。

これはすごかった。
店主は40歳くらいだと思うが、かなりのプロだ。
スープがまず超クリーミー。
豚骨スープも色々な仕立て方がある訳だが、ここまでクリーミーなのは初めて食べたかも。
一流レストランのポタージュスープとかそういう感じだ。
聞くところによると店主は大阪のリーガロイヤルホテルで洋食、和食の調理師だったとか。
さもありなん。

麺は細麺、それを固めにゆでてある。

玉子もチャーシューもとろとろの仕立て。
チャーシューは正確に言うと特製の場合、とろとろ仕立てのものと、油が少なめで歯ごたえがあるものとが二種類入っている。
まあ僕はあまり具には惹かれないほうなので、次回からは特製ではなく普通のラーメンでいいかなと思うけど。
でも具を重視する人にとってはかなりポイント高いと思う。

それにきくらげ、ネギが入っていて、卓上に辛し高菜、紅しょうが、すりごま、ニンニクを自分で入れられるようになっている。

いずれにしてもこのラーメン、かなりのレベルだ。
津山でいちばんうまいのは当然としても、博多で店を出してもじゅうぶん通用すると僕は思う。

店主がまた話し好きな人で、顔は辺見えみりの旦那の「キム兄」にちょっと似ているのだが、まあ話好きというより商売熱心なのだろう、僕が東京から半年前に広島に来て色々食べ歩いているという話をしたら、店主も1年に1回、食べ歩きをするのだという話をしてくれた。
広島ラーメンと尾道ラーメンの話になって、尾道ラーメンの一番店である「朱華園 」のうまさが僕には分からない と言ったら、店主しばらく考えたあと、「あの味は中毒性があるというか、あのラーメンを食べ慣れてしまうと、他のラーメンが物足りなくなってしまうのだ」と言っていた。
なるほど、そうなのか。

麺屋 大輔 (めんや だいすけ) (ラーメン / 津山市その他)
★★★★★ 5.0