今日は米子。
予定は夜なのだが高速バスで午前中に広島を出て、米子には昼過ぎに到着。
3時間半ほどかかるが、車中は本を読んだり寝たりできるので、車を運転してくるよりだいぶラクだ。
夜はあまりゆっくりできそうにないので、せめて昼はとあらかじめ調べておいた「ののや」のランチへ。
「おかんの味」だそうだ。
1年前にオープンしたそうで、ママはそれまで境港で働いていたので魚の取り扱いは良く分かっていたが、飲食店を経営したことはなかったのでお酒の作り方など全く分からず、苦労したそうだ。
1,000円の日替わり定食。
これがけっこう凄かった。
米子では別の店に行ったときもそうだったのだが、とにかく品数が凄い。
じゃこの卵とじ、キンピラ、白和え。
刺身、サラダ、あじの塩焼き、つみれ汁、ご飯、お新香。
それに食後のコーヒー。
これでもかとばかりに出てくる。
隣に地元のサラリーマンらしき人がいて、京都に出張に行ったのだけれど料理がおいしいはおいしいがちょびっとしかなくて、全く腹にたまらなかった、だから今日はここでガッツリ食べるんだ、と話していた。
ハンバーグを頼んでいたが、これにも刺身がついてくる。
「家ではハンバーグに刺身だって食べるでしょう、おいしいものが色々あったほうがいいじゃない」とママ。
うんうん、たしかにそうだ。
味はその通り、おかんの味。
ママは派手なところはないが話し好きで、本当におかんと話しているようで癒される。
いいよな、こういう店。
★★★★☆ 4.0