広電高須電停ちかくの、線路っ端にある店。
中華そば○はフランチャイズのチェーン店なのだが、己斐店が予想外にうまかったので、ほかの店はどうなのだろうと思って、こちらにも来てみた訳だ。
己斐店もそうなのだが、どことなくさびれた、場末っぽい雰囲気をただよわせる店構えで、Webで検索してもチェーンの本部が作っているページもないようだし、頑張って商売して、もうけよう！という感じではないようだ。
しかし広島とは面白い場所で、東京などでは、店の見た目のイメージと実際の味とはほぼ一致すると思うのだが、こちらは見た目があまりきれいでない店に名店が多い。
まあラーメンとかお好み焼きとかに限られるのかもしれないが。
東京とこういう地方都市とでは、たぶん物事が動く原理が違うのだろう。
中華そば○己斐店も、名店とまでは言わないが、見た目の予想よりだいぶおいしくて、びっくりしたのだった。
こちら高須店、「中華そば○本部」と書いた看板が掲げられている。
扉を開けて中に入ると、まあひとことで言うと雑然としていて、中年の男性が一人で営業している様子だが、夜は酒も出して居酒屋風になるらしい、メニューも客の要望で徐々に増えていったのだろう、唐揚げとか野菜炒めとか、おつまみおかず系のものが色々あって、それが紙の切れっ端のようなものにマジックで手書きされ、壁にぺたぺた貼られている。
よくありがちな地域の店だ。
本部というのがどういう意味かは、あえて聞かなかった。
そして中華そば600円、お約束どおり結構おいしかった。
内容は己斐店とほぼ同じ。
チェーン店なのだから当然だろう。
豚骨スープはわずかに臭みがあるのだが、こういう方が好きな人も多いだろう。
麺はちょっと細めでまっすぐな、つるつる麺。
己斐店のときは随分やわらかかったのだが、こちらではタイマーでゆで時間をきっちり計っており、ちょうど良かった。
中華そば○ 高須店 (まる) （ラーメン / 高須）
★★★☆☆ 3.0
広島ブログ