2008-06-16

今日のお好み焼き



今日は家の近くの、創作鉄板料理の店へ。
創作鉄板料理、東京ではあまり見たことがない。
もともとはお好み焼きだったのだと思うが、同じ鉄板でほかの色々なものも焼くようになったのだろう。
小さな駅のある街だが、まだもう一軒、鉄板料理の店がある。
お好み焼きの店は、10軒は下らないと思う。

小ぎれいな洒落た感じの店構えなのだが、ママは迫力。
もともと流川のほうで飲み屋をやっていて、体を壊してそれを辞めて、半年前にまたこの店を始めたとのこと。
だみ声で化粧っ気なし。昼にさくっとお好み焼きを、と思って行ったのだが、どこに住んでいるのかから、東京から来たばかりなこと、仕事のこと、家族のこと、短時間に根掘り葉掘り、喋らされてしまった。
隣に座ったお客さんとも話が弾み、二時間近くも滞在。
けっきょく夜も、鉄板焼きを食べにまた出かけることとなった。

豚キムチを食べたのだが、砂ずりといって砂肝とにんにくを炒めて醤油ベースのタレで仕上げたもの、ホルモンといって、大腸だと言っていたが、それと玉ねぎを炒めて、味噌ベースのタレで仕上げたもの、にんにくチャーハン、キムチチャーハン、などなど、釜山の屋台で食べたものと感じが似ている。
広島のお好み焼きも、もともと原爆でご主人を失くした女の人たちが、屋台を出したのが始まりだと聞く。
何となく、すべて女性がやっていた釜山の屋台を思い出すところもあり、もしかすると関係なくはないのかも知れないなと思った。

お好み焼きの作り方は店を始めるに当たって習ったそうだが、基本に忠実にていねいに作っていて、余分な調味料も入っていないし、そこそこおいしかった。
やっぱり作り方が雑なところは、あまりおいしくないような気がする。

今日
広島市西区己斐本町1-14-1 T&Yビル1F
082-274-1050