2013-01-13

やわらかいもの同士のコンビで癒される味。
「とろろ昆布の湯豆腐」

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今日の晩酌は・・・。



昨日の深酒で胃が疲れているから、とろろ昆布の湯豆腐。



とろろ昆布の湯豆腐は、このあいだ四条大宮の居酒屋「きょうこ」で出されたもの。

初めて食べたのだけれど、やさしい味で、大変うまい。



作り方も、とても簡単。

鍋にだし昆布と豆腐、たっぷりのざく切りネギを入れて水を張り、火にかける。

沸騰したら弱火にし、酒とうすくちしょうゆ、塩少々で味付けして5分ほど煮、最後にとろろ昆布を浮かべる。



豆腐ととろろ昆布は、やわらかいもの同士で相性抜群。何とも癒される。


ねぎの風味もうまいこと利いている。



あとはイワシの塩焼き。


大根おろしとスダチを添える。



畑菜のからし和え。


サッと塩ゆでし、水にとってよくしぼった畑菜を、しょうゆにみりん、かつお節にすりゴマ、それにからしで和える。
京都ではこれを、節分のときに食べるそうだ。

畑菜が手に入らなければ、小松菜でもおいしいと思う。



だしがら昆布のしょうが煮。


ひと口大に切っただしがら昆布を、ショウガをたっぷり刻み込み、水に酒と砂糖、みりんとしょうゆで味付けして2時間ほど煮る。

今回だしを使わずにやってみたけれど、それなりに食べられるものになった。






献立を考えるとき、「汁物」をどうするかは、大きなポイントになってくると思う。

酒のアテにするにしても、ご飯のおかずにするにしても、食事は喉が渇くから、汁物はあったほうがいい。

ところが献立を主菜、副菜と考えていくと、汁物まで手が回らなくなりがちとなる。

といってほんだしを使ったみそ汁になってしまうのも味気ない。



汁物を献立にとり込むために、一番手がかからないやり方は、主菜を汁物にしてしまうことである。

上の湯豆腐のように、鍋物にしてしまうとか、豚汁、粕汁など具だくさんの汁物ならば、十分主菜としても通用する。

それからオススメなのは貝類。

シジミやアサリ、ハマグリなどの吸い物やみそ汁は、値段も安くてあっという間にでき、しかもうまい。



また副菜をサラダなどではなく、吸い物やみそ汁にする手もある。

野菜などをたくさん入れれば、十分副菜になる汁物ができる。



「シジミは肝臓にもいいっていうしね。」


あれはほんとに癒されるよ。