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2009-04-10

ほうれん草と三枚肉の鍋

今夜もつまみは鍋。
考えてみたら鍋って、下ごしらえに時間がかからず、席についてそこで作りながら食べられるし、全部いっぺんに入れてしまわずに、一回食べる分ずつ、小分けにして何回もやれば、そのたびに熱々のが食べられるし、煮て脂も落ちるから、健康にも良さそうだし、どうしても脂っこくなってしまう炒め物を、台所で作りながら食べするよりは、こっちのほうがずっといいな。

でも僕っていつも、何かやり始めて、けっこう楽しくなって、それで道具とか揃えたりして、そうするとそのタイミングで飽きる、ってことが、ほんとに良くあるんだよな。
今回も、炒め物、これからもいっぱい作るだろうからと思って、サラダ油を、今までの小さな容器ではなく、ちょっと大きめのをこないだ買ったばかりなのだが、そしたらこうやって、鍋に移行してしまったし。
チゲの素も、二瓶買ったら、トマトのスープに移ってしまったし。

しかし今回は、鍋は買ったのだ。
無印良品の、一人から二人用。
やっぱりね、僕はどうしても、道具から入ってしまう性質(たち)なのだ。
特に鍋が好きで、無印良品とか、東急ハンズとか、鍋の売っているコーナーに行ってしまうと、欲しくて欲しくて、もう同じようなのを持っているからいらないとわかっていても、しばらく眺めてしまって、そこから立ち去るのにけっこうな努力を必要としたりする。

一時は中華鍋に土鍋に雪平鍋、それぞれ三つくらいずつ持っていたことがある。
引越しで全部捨てたが。
実は今回も、土鍋、一回り小さいのを一つ、持っているんだよな。
本当は、厳密に言えば、買わなくていいもの、買っちゃったな、また。

昆布だしで、三枚肉とほうれん草、一回食べる分ずつ煮て、ポン酢で食べる。
ほうれん草って奴も、ほんとにあくが強くて、ほかに仲良くできる仲間はいないのだけれど、この三枚肉だけは、一緒になれるんだな。
でもそれって、純情ってことかな。
なんてね。